「年金を受け取りながら働くと、年金が減らされるの?」とのご質問

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「年金を受け取りながら働くと、年金が減らされるの?」とのご質問

コラム

2017/08/18 「年金を受け取りながら働くと、年金が減らされるの?」とのご質問

今日、40代の法人経営者(Aさん)から質問を受けました。
「井上さん、年金を受け取りながら働くと、年金って減らされるの?」という質問です。

 

私はまず、「そうですね。在職老齢年金って言うんですよ。でも、基礎年金部分は減らされませんよ。」と伝えました。
すると、「もっと分かり易く教えてよ!」と仰るので、概要を下記の通り説明しました。

 

  • 厚生年金を受け取っている60歳以上65歳未満の人は、給与月額+年金月額(厚生年金)が28万円を超えると、超えた分の1/2が減額される。
  • 厚生年金を受け取っている65歳以上の人は、給与月額+年金月額(厚生年金)が46万円を超えると、超えた分の1/2が減額される。

 

Aさん:へー、そうなんだ! じゃあ、厚生年金を受け取れるようになったら、給与を調整すればイイんだ!
井上:そうですね。ところで、Aさんは何歳まで社長を続けますか?
Aさん:70歳くらいかな?
井上:すると、役員退職慰労金規程も確認しておく必要が有りますね。
Aさん:どうして?
井上:来週、在職老齢年金と一緒に役員退職慰労金規程についても詳しく説明させて頂きます。
Aさん:勿体ぶるんだから(笑)

井上:退職金算定基準に影響する可能性が有るので、役員退職慰労金規程を見せて下さいね。

Aさん:準備して待ってます!

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